

品質へのこだわり
5S活動の取り組み


高い品質の第一歩はきれいな職場から。全国の制作所で5S活動を行っています。活動内容は職場により異なりますが、ただ整理整頓をして終わりではなく、実際に生産効率の向上につながる改善を意識し、取り組んでいます。また、定期的に発表会を行い、各製作所の取組内容の共有を図っています。
品質担当者研修


請負現場内に研修用の機械を設置しています。専属トレーナーも配属し、新人スタッフが集中して研修に取り組める環境を構築しました。その結果、従来3ヶ月かかっていた習熟期間が約3週間までに短縮。配属後の作業ミスも少なくなり、製品の歩留まりも向上しました。
QC活動を各地で展開


QC活動を通じ、現場レベルからの生産ライン効率化も行っています。「作業者のライン~トレイ間の往復動作見直し」「作業位置の見直し」「ボトルネック工程の改善」など、小さな改善をひとつひとつ積み重ねることで、効率化を実現。少ない工程数で高品質の製品づくりに取り組んでいます。
活動概要例
液晶パネルの製造工程において、異物不良を半減させる取り組みを実施、65%の削減を達成しました。このような活動は全国の製造現場で日常的に行われています。
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QCサークルを作り、関係者がQC検定を取得。
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7つ道具を使い、進め方について決定。
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問題点を抽出し、現状分析を実施。
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特定要因図を用いて、要因を洗い出し。
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改善案を検討し、実際に行い状況を確認。
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案については、系統図を使用して複数案を実行。
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実施内容について、効果を検証。
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効果が確認できた改善案について、標準化と管理定着を実施。
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反省点をまとめ、さらなるPDCAサイクルを回してゆく。
年間を通じた啓発活動
製造受託現場で働く全員が品質について意識するよう、品質月間などの行事に合わせ、ポスターを掲示したり、品質標語コンテストを実施したりしています。また、当社スタッフの品質標語が日本科学技術連盟より表彰されるなど、高い評価を得ています。
2024年品質標語・川柳コンテスト 優秀作品
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最優秀賞
違和感を 心にしまわず すぐ報告
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優秀賞
工場じゃ ほめ言葉じゃない 規格外
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優秀賞
ムダじゃない 作業手順に ワケがある
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優秀賞
ちょっとの違和感放置せず拾って繋げる品質保証
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優秀賞
マニュアルは 先人からの 贈りもの
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優秀賞
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