新部署で新製品立ち上げに従事
試行錯誤の毎日です

2021年4月に日本ケイテムに入社、医療機器を作っている製作所に勤務しています。もともと伊豆の出身で、大学も静岡県内、初の就職先も静岡県となりました。

今いる職場は新製品の立ち上げ部署で、もうすぐ本格的な生産が始まる予定です。自分は作業工程の前半分全般を担当しており、ある部品をうまく作るために装置の設定を変えてみたり、手順も変えてみたり、それがうまくいったら一定数を作ってみてそのやり方で問題がないかをチェックしてもらったりと、試行錯誤を繰り返しています。また、ある手順で生産を行った場合、1日にどの程度の生産が見込めるのか、休憩はどのタイミングで取るのがよいか等を実際に試しては、フィードバックを行ったりもしています。

仕事をしていると、当然エラーはあるのですが、社会人になって驚いたのは、何か失敗があった場合、失敗した人を責めるのではなく、「なぜこのエラーが起こってしまったのか？」「これはどうすれば改善できるのか？」という発想をすることです。誰かのせいにして終わりではなく、内容を精査し、原因を突き詰め、再発を防ぐ姿勢に感銘を受けました。こうした姿勢が行き渡っている、良い職場に就職できたなと思っています。

入社後、立ち上げ部署に配属されましたが、得難い経験ができていると思います。一つの工程がスタートするのに、これだけの準備がいるということを知ることができましたし、今日1日で何個作るという計画を立てる際に、誰が何個作れるか、手の早さや丁寧さはどうかなど勘案しながら段取りしていくことの難しさ、面白さも学ぶことができました。ただ、私の上司は私よりもっと広い視野で物事を見ています。私も早く工程全体を見通せる立ち位置に立てるようになり、そして、働いている皆がコミュニケーションを取りやすい人になってゆきたいと思います。