入社半年で装置メンテナンスを担当
ただいま経験蓄積中です

新卒で日本ケイテムに入社し、4月でちょうど1年が経過します。学校での勉強やバイトを含め、製造現場に足を踏み入れたのは、これが初めてです。

入社直後は拡散工程というところで装置オペレータをしていましたが、昨年の10月から設備管理グループへ異動となりました。1台の装置を数時間かけてメンテナンスし、日に2台程度をこなしています。まだベテランの方の半分程の早さですが、同じ装置を何度も繰り返し触りながら、構造や段取りについて学んでいます。担当工程内の装置は10種類程ありますから、まだまだ勉強中ですね。

装置の内部にアクセスするには、装置内の真空状態をいったん解除する必要があります。その後、再び真空状態にしてから再起動するのですが、メンテナンスに時間をかけすぎて大気開放時間が長くなると、真空状態にするまでにより時間が必要となり、結果再起動までの時間が長くなってしまいます。自分が担当していた装置が一度その状態になってしまって、その時はものすごく焦りました。作業を段取り良く進めることの大切さを実感しました。

仕事中に気を付けていることは、とにかくネジ類を落とさないこと。パーツ自体も高価なものが多いので、欠けたり割ったりしないよう、細心の注意を払って扱うようにしています。また、覚えることが多いので、メモはとても大切です。後で見返して復習を怠らないようにしています。

今の業務に就いてまだ数ヶ数ヶ月ですが、実感しているのは「メンテナンスしないと装置は動かない」ということです。自分がメンテナンスした装置が立ち上がり、また動き出すのを見ると、うれしさとともに責任も感じます。今はまだ新人ですが、将来は周りから頼られるような人材になってゆきたいです。