何かを創り出したくて日本ケイテムに
入社、仕事にも慣れてきました

子供のころから絵を描くことが好きで、高校、大学では美術を学んでいました。絵画もモノづくりも、何かを創り出すという点では同じだと思い、製造職を募集していた日本ケイテムに新卒で入社。現在は福岡県にある半導体製造工場で働いています。配属先は技術部門で、主に実験品の準備や、異常が出た際のウエハーの対応処理などをしています。ライン作業ではないため、毎日同じ時間に同じ作業をするのではなく、別部門からの依頼や突発的なトラブルに対して動いてゆく、という形になります。そのため、装置異常などのトラブルが発生していないときは比較的余裕がありますが、入社して最初のうちは交替勤務に慣れることができずに、体を合わせていくのが大変でした。ただ、職場の工程長をはじめ、メンバーの方が皆親切で、仕事に行くのがいやだったことは一度もありません。

現在、優先されている作業は実験対応で、たとえば振り分け実験の依頼を受け、異なるレシピで作られた製品の寸法を計測して報告したりします。実験品の対応も異常処理も、どちらも製造部門のラインを借りて行います。そのため、製造部門の方とはたくさんお話をして、仕事が円滑に進められるように気を付けています。

入社して1年ほど経ち、仕事にも慣れてきました。少しですが成長もできていて、ある工程で異常が出た際、その処置をしきれずに次のシフトの方にお願いしていたのですが、自分でトライを続け、最近、一人で処置できるようになりました。先輩にも「そこは難しいところだから、ちょっとずつ覚えたらいいよ」と言われていたので、できるようになったときはうれしかったですね。今はまだ班で一番の新人で、できないことも多いですが、さまざまな作業ができるようになり、それを人に教えることができて、周りから慕われるような人になりたいと思います。