初めての工場勤務、
クリーンルームもなかなか快適です！

以前はアミューズメント関連施設で勤務していました。寮付き正社員の仕事を探す中で日本ケイテムの求人を見つけ、最終的に京都の半導体製造工場内で勤務することとなりました。

製造の仕事は初めてでしたが、小さいころから図画工作が好きだったことや、前職でも機械の簡単なメンテを行っていたので、案外すんなりとなじむことができたと思います。クリーンスーツも最初は着づらかったですが、すぐに慣れました。逆に、クリーンルームは温度が年間を通して一定なので、快適で過ごしやすいです。

入社後、KAL製造部 検査チームに配属されました。ウェハーを適切な診断プログラムで検査し、異常が無いか調べ、異常があればクライアント様技術部門に判断材料を提供し対応を頂きます。また、異常内容を分類し、工程品質改善のためのデータを提供します。

検査を依頼される際には、伝票がついてきます。そこに診断プログラムの指定があるのですが、それが本当に適切なプログラムなのかどうか、必ずチェックするようにしています。間違った診断プログラムを走らせても、正しい結果を得られず、結果として不良品を流出させてしまう可能性がありますから、注意して見るようにしています。また、定常以外での検査をしたい場合は、対応する診断プログラムがないため、プログラムをイチから作成する必要があり、その時は検査装置の前に張り付きっぱなしになります。プログラムがない検査を大量に依頼されると、とても忙しくなります。

最近、私が配属されている検査チームは、試作Gも含め『QCT(品質管理チーム)』となり、守備範囲が広がりました。今は、出荷検査業務についても勉強を始めています。いずれは関連するさまざまな作業に精通できるようになりたいと思っています。